概　要
１．平成27年度補正予算案等を審議する第２回定例会は、６月16日に招集され、会議録署名議員の指定等を行い、会期を７月10日までの25日間と決定。
　　次に、総額2759億8600万円余の平成27年度補正予算案及びこれに関連する議案等29件が上程され、知事から道政執行方針並びに提出議案に関する説明、教育長から教育行政執行方針に関する説明。
　　次に、議案等調査のため、６月17日から６月19日まで及び６月22日の本会議を休会することに決定して散会。

２．休会明けの６月23日から代表質問に入り、６月24日に終結。議案等調査のため、６月25日の本会議を休会することに決定して散会。

３．休会明けの６月26日、「審査請求に係る諮問に関する件」３件が追加提案され、知事から提案説明の後、一般質問に入り、７月１日に一般質問を終結。直ちに予算特別委員会を設置し、議案第14号を少子・高齢社会対策特別委員会に、議案第15号を食と観光対策特別委員会に、議案第17号を新幹線・総合交通体系対策特別委員会に、それぞれ付託することを決定し、残余の議案を各委員会に付託。
　　次に、決議案第１号「TPP協定交渉に関する決議」等２について、説明及び委員会付託を省略し、採決の結果、いずれも異議なく原案可決。
　　次に、請願第２号を少子・高齢社会対策特別委員会に付託することを決定。
　　次に、議員派遣について決定。
　　次に、各委員会付託議案等審査のため、７月２日から７月３日まで及び７月６日から７月９日までの本会議を休会することに決定して散会。

４．予算特別委員会は、７月１日に正・副委員長の互選を行い、２分科会を設置。
　　７月３日から各分科会において各部所管の審査に入り、７月７日にこれを終了。７月８日に各分科委員長報告の後、総括質疑を行い、同日、付託議案に対する質疑を終結。採決の結果、いずれも原案可決と決定。
　　なお、審査の経緯に鑑み、道財政の健全化の推進について、人口減少問題への道の組織を挙げての一体的な取り組みについて、外国人観光客300万人受け入れの実現に向けた官民一体となった戦略的な取り組みについて、ロシア200海里水域におけるサケ・マス流し網漁業の禁止が地域に与える影響への迅速かつ万全な対策について、オホーツク海沿岸地域における今冬の異常気象によるホタテ被害への迅速かつ効果的な対策について意見を付すことに決定。

５．会期最終日の７月10日は、各付託議案に対する委員長報告の後、予算組み替えを求める動議について、説明の後、採決の結果、否決。
　　次に、各付託議案について採決に入り、いずれも委員長報告のとおり、議案は原案可決、報告は承認議決、諮問は棄却すべき旨答申。
　　次に、北海道人事委員会委員の人事案件が追加提案され、知事から提案説明の後、委員会付託を省略し、異議なく同意議決。
　　次に、決議案第３号「飲酒運転根絶を宣言する決議」について、説明及び委員会付託を省略し、異議なく原案可決。
　　次に、意見案第１号「安全保障関連法案の徹底審議を求める意見書」等３件について、意見案第１号及び第３号に関する説明の後、委員会付託を省略し、採決の結果、いずれも否決。
　　次に、意見案第４号「地方財政の充実・強化を求める意見書」等７件について、意見案第４号及び第５号の委員会付託を省略し、採決の結果、いずれも原案可決。
　　次に、議員派遣の件について決定。
　　最後に、閉会中請願継続審査及び事務継続調査の件について異議なく決定の後、閉会。

６．提出案件の議決状況は次のとおりである。