道議会トピックス 令和2年(2020年)

令和2年(2020年)

1階展示コーナーで「平成30年北海道胆振東部地震 復旧・復興パネル展」を開催しています
(令和2年12月17日)

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 平成30年(2018年)9月6日に発生した「平成30年北海道胆振東部地震」はマグニチュード6.7、厚真町で国内6例目となる道内観測史上最大の震度7、安平町とむかわ町で震度6強など、北海道の広い範囲で震度4以上を観測する極めて激烈な地震でした。

 道議会においては、平成30年第3回北海道議会定例会で、「平成30年北海道胆振東部地震に関する意見書」など関連する意見案3件を議決し、国に対して早期に激甚災害指定を行うことや財政上の支援措置を講ずることなどを求めました。その後も、復旧・復興に関する議会議論が今日まで行われています。

 災害から2年が経過し、復旧・復興に向けた取組が着実に進む中、地震の記憶が風化することのないよう、特に被害の大きかった胆振東部3町(厚真町、安平町、むかわ町)の"今"を道民の方々に伝えるためのパネル展を、道議会議事堂の1階展示コーナーにおいて開催しています。
 令和3年(2021年)1月19日(火)まで開催する予定ですので、ぜひご覧ください。

北海道議会議員研修会
(令和2年10月2日)

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 札幌大学地域共創学群教授の瀬川拓郎氏を講師にお招きし、「アイヌ民族の成り立ちと縄文人・オホーツク人」というテーマで、議員研修会を開催しました。

 この研修会は、北海道議会と札幌大学・札幌大学女子短期大学部との包括連携協定に基づき行われたもので、今年7月の民族共生象徴空間(ウポポイ)の誕生、さらに、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録を控えた中、アイヌ民族の成り立ちと、その文化の形成に大きな影響を及ぼした縄文人・オホーツク人との関わりについて理解を深めることにより、北海道におけるアイヌ文化・縄文文化の価値を再認識するとともに、議会議論の活性化を図ることを目的に実施しました。

 瀬川教授からは、考古学の見地から、縄文以後も縄文の伝統を強く保とうとしてきたアイヌ民族が、日本本土との関係にとどまらず、北東アジア地域の交易民として複雑な文化形成をしながら、北海道という立地・環境を活かし生き抜いてきた歴史と文化についてお話をいただきました。

 研修会後には、熱心に耳を傾けていた議員から、アイヌの歴史について個別に質問もあり、大変有意義なものとなりました。

1階展示コーナーで「道みんの日記念パネル展」を開催しています
(令和2年7月9日)

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 「北海道みんなの日」(愛称「道みんの日」)は、北海道のこれまでの歴史や文化、風土を見つめ直し、これからの北海道を考える日として「北海道みんなの日条例」で定められています。この条例は、平成29年(2017年)に道議会での議決を経て制定されました。

 明治2年(1869年)7月17日、北海道の名付け親とされる松浦武四郎が、明治政府に対して「北加伊道」という名称を提案しました。それを受け、条例の中で「道みんの日」は7月17日と定められています。

 現在、道議会議事堂の1階展示コーナーにおいて、北海道の歴史について説明したパネルなどを展示しています。7月31日まで展示する予定ですので、ぜひご覧ください。

 

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