予算特別委員会第1分科会
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1 総合政策部所管に対する質疑を続行し、
梶谷 大志委員(民進)から、
1 北海道の交通ネットワークについて
・北海道交通ネットワーク総合ビジョンの成果及び課題の認識
・関係者間の連携による利便性向上に向けた取り組み成果と課題、今後の対応
・JR北海道の事業範囲の見直しと新たな指針の策定作業との整合性
・空港運営の民間委託後に生じる路線の充実や見直しなどに応じた方針改定の認識
・新たな指針における札幌延伸後の道内交通ネットワークの描き方と並行在来線となる函館線の反映の可否
・指針の実効性を確保するための目標・指標設定の必要性
・JR北海道の事業範囲の見直しに係る鉄道ネットワークワーキングチームの報告書内容の検討と実現可能性に対する考え
・国への新たな支援策等に関する要請の必要性
・国に求める支援内容の具体化に対する考え
・単独で維持可能な輸送密度に対する道の認識
・地域協議に対する道の論点と議論の具体的な考え方
・地域議論における道のスタンス
・地域協議の結果の取りまとめ時期と方法
・路線維持に向けたオール北海道での推進体制づくりの必要性
・道の支援に対する検討状況と結論の時期
・持続可能な鉄道網のあり方に対する具体策を示す時期とその内容
2 民泊について
・営業日数の条例制定に向けた今後の対応とスケジュール
・保健所設置市との協議及び市の意向把握の状況
・保健所設置市との連携や調整
・違法な民泊事業への道の対応
・届け出事項の確認
・事業者指導の観点から想定される問題点
・庁内体制、役割分担など組織体制の構築
等について
・北海道交通ネットワーク総合ビジョンの成果及び課題の認識
・関係者間の連携による利便性向上に向けた取り組み成果と課題、今後の対応
・JR北海道の事業範囲の見直しと新たな指針の策定作業との整合性
・空港運営の民間委託後に生じる路線の充実や見直しなどに応じた方針改定の認識
・新たな指針における札幌延伸後の道内交通ネットワークの描き方と並行在来線となる函館線の反映の可否
・指針の実効性を確保するための目標・指標設定の必要性
・JR北海道の事業範囲の見直しに係る鉄道ネットワークワーキングチームの報告書内容の検討と実現可能性に対する考え
・国への新たな支援策等に関する要請の必要性
・国に求める支援内容の具体化に対する考え
・単独で維持可能な輸送密度に対する道の認識
・地域協議に対する道の論点と議論の具体的な考え方
・地域議論における道のスタンス
・地域協議の結果の取りまとめ時期と方法
・路線維持に向けたオール北海道での推進体制づくりの必要性
・道の支援に対する検討状況と結論の時期
・持続可能な鉄道網のあり方に対する具体策を示す時期とその内容
2 民泊について
・営業日数の条例制定に向けた今後の対応とスケジュール
・保健所設置市との協議及び市の意向把握の状況
・保健所設置市との連携や調整
・違法な民泊事業への道の対応
・届け出事項の確認
・事業者指導の観点から想定される問題点
・庁内体制、役割分担など組織体制の構築
等について
赤根 広介委員(結志)から、
1 生涯活躍のまちについて
・昨年度予算計上した委託業務の金額、名称、目的、内容及びその成果
・今回取組指針として策定した理由
・構想を策定し取り組みを進める市町村の状況とそれ以外の市町村に対する具体的な働きかけ
・北海道への移住意向がある方々へのアプローチの状況及び性別・年代別の傾向と対処方法
・専門コーディネーターの人選及び全道の配置予定数と現在の配置数
・他県の取り組みを調査しなかった理由と把握状況
・専門コーディネーターの育成などの積極的な道の取り組みに係る考え方
・アクティブシニアの移住促進を含めたより強力な移住・定住対策に係る見解
2 交通ネットワークについて
・今年度のバス補助制度改正に係る地域の状況
・路線バスの運転手確保に向けた道の対応
・バスの利用促進への見解
・地方バス路線の現状に対する受けとめ及び今後の維持確保に向けた取り組み
・JR北海道再生推進会議での具体的な提案
・JR北海道の事業範囲見直しに伴い国に求める支援策の検討経過と内容
・運輸交通審議会の小委員会での具体的な議論並びに小委員会と地域協議との関係
・JR北海道の経営改善に対する所見及びJR各社間の連携協力内容
・JR北海道の事業範囲の見直しに対する道の取り組み内容とスケジュール
・空港運営民間委託後の赤字補てんの意味と運営方法
・混合型コンセッション方式の制度設計
・空港整備に予算措置を講じている事業内容、道の負担及びこれまでの実績
・7空港の運営の一括民間委託が成立した場合の道の負担に対する所見
・一括民間委託を実現するための制度設計に当たっての今後の取り組み
等について
森 成之委員(公明)から、
1 空港運営の民間委託について
・運営権者の選定の考え方
・航空ネットワークに関するビジョンの見直しに向けての主体的な検討
・民間委託後の道民利益の確保に向けた取り組み
・民間委託後の道の空港運営のかかわり
・北海道空港株式会社からの出資解消による売却収入を財源とした航空ネットワークの充実強化
・民間委託を選択しない空港の今後の運営に対する取り組み
2 JR北海道問題について
・JR北海道の事業範囲の見直し発表以降の国への働きかけと成果
・鉄道ネットワークワーキングチーム報告書における実現性の高い項目に集中した国への支援要請
・地域協議における道の役割
・知事による沿線自治体での意見交換を行う考え
・今後の取り組み及び進め方
3 民泊について
・都道府県が担う事務
・営業日数を制限する条例制定に向けた地域の実情の把握と条例への反映並びに札幌市との協議を含めた今後の対応
・違法民泊への罰則
・違法民泊への取り締まり
・参考となる先進的事例
・空き家の活用や農家民宿などの取り組みと連携した観光振興や地域の活性化に対する道の所感
等について
宮川 潤委員(共産)から、
1 北海道150年事業等について
・アイヌに対する差別の歴史認識とこの間の具体的な取り組み
・開拓使による同化政策などに対する具体的な取り組み、開拓使による同化政策について
・戦時下の北海道に係る道の認識と情報発信、外国人労働者の強制連行に対する認識
2 空港運営の民間委託等について
・女満別空港の経営見通し
・福岡空港における運営権対価
・受託事業者の損益見込み
・管理者による出資の可能性の有無
・地元意見の反映の原則化に対する考え
・プロポーザル選定基準の設定による地域の意向反映
3 鉄路の見直し等について
・地域協議の進捗状況と現状に対する認識
・沿線自治体からの道及びJR北海道に対する意見の具体的内容
・自治体関係者や利用者など地域からの意見に対する受けとめ
・地方に鉄路の明確なビジョンを求めることに対する所見
・JR北海道の個別協議に係る所見
・鉄道ネットワークワーキングチーム座長の発言に対する交通企画監の受けとめ
・日高線の地域における検討協議の状況
・検討協議の場への道の参画状況
・地元関係者の最近の要請状況
・沿線自治体に対する今後の道の姿勢
4 給付型奨学金等について
・道内の高校卒業者数と大学等への進学者数、進学率の全国比較
・家庭の経済状況と進学率の関係、借金とアルバイトに追われる大学生活の実態把握、奨学金返済が延滞した場合の処理方法
・国の給付型奨学金の実施に対する受けとめ及び道内の財政規模や適応要件の見通し
・国の給付型奨学金の枠の拡大
・他県や道内自治体の給付型奨学金の把握
・道独自の給付型奨学金の検討
等について質疑、意見及び要望があり、総合政策部長、交通企画監、空港戦略推進監、総合政策部次長、空港運営戦略推進室長、政策局長、地域創生局長、交通政策局長、航空局長、総合教育推進室長、北海道150年事業室長、空港運営戦略推進室参事、政策局参事、総合教育推進室参事、北海道150年事業室参事、地域創生担当課長、交通企画課長、交通ネットワーク担当課長、鉄道交通担当課長及び航空企画担当課長から答弁があって、総括質疑に保留された事項を除き、総合政策部所管に対する質疑を終結。
2 総務部所管に対する質疑に入り、
田中 芳憲委員(自民)から、
1 職員の人材育成について
・道職員の研修体系及び振興局独自の研修状況
・研修受講職員の意欲や満足度、研修評価の把握並びに効果測定の手法
・職員の意欲と能力を最大限引き出す研修制度の運用
・研修内容の充実に向けた具体的な取り組み
・合宿形式研修のさらなる導入
・データ分析結果の政策への反映や部長級を初め管理職に対する研修の必要性
・各部局や振興局と連携した専門研修
・職員研修の充実に向けた取り組み
2 財政改革について
・社会保障関係費の将来の見込み
・道の毎年度利払い額や発行金利、利率別道債残高の推移と要因
・日銀の金利水準引き上げに伴う道債発行金利への影響額
・防災関係のインフラ整備などの投資的経費への対応
・今後の道税収入の見込み
・道の実情を踏まえた地方交付税算定の国への要望
・道の貸借対照表における臨時財政対策債の取り扱い
・国における臨時財政対策債の位置づけ
・減債基金の積み立て不足の受けとめと対処方法
・道の行財政運営方針の見直し
3 共同経済活動などについて
・航空機を利用した墓参の早期実現への対応方法
・根室市長が現地調査に参加できなかったことについての受けとめと対応
・現地調査の調査内容及びロシア側の対応
・今回の現地調査についての印象と感想及び共同経済活動の実施に向けた可能性への受けとめ
・今回の現地調査の活用方法
等について
池端 英昭委員(民進)から、
1 働き方改革について
・職員の働き方改革に対する認識
・道の職員数及び時間外勤務の状況
・時間外勤務縮減に向けたこれまでの取り組み
・管理職員の時間外勤務の把握
・プレミアムフライデーの取り組みに係る道の考え方
・プレミアムフライデーに係る休暇の取得状況及び今後の進め方
・ワーク・ライフ・バランスの確立に向けた今後の進め方について
2 北方領土問題について
・現地調査に参加した各省庁等の目的と成果
・現地調査における各分野別の成果及び道の支援策を含めた今後の対応
・共同経済活動に向けた道の主体性の発揮方法及び今後の返還運動の取り組み
等について
村木 中委員(自民)から、
1 14振興局の公宅等の状況について
・職員公宅の管理戸数及び入居状況
・建築年次別の状況
・老朽化や職員数の動向等を踏まえた必要戸数及び維持管理の取り組み
・振興局庁舎から振興局長や副局長等幹部職員の職員公宅までの距離
・公務の円滑な推進や人事異動の円滑化、危機管理を視点とした民間との連携など今後の職員公宅のあり方
等について
白川 祥二委員(結志)から、
1 道税について
・自動車税の過去5カ年の納期内納税率の推移と全国順位の認識
・未納者への督促状送付時期と送付件数及びそのコスト
・他県の納期限及び6月に納期限を変更することについての見解
・納税額全体に占めるクレジットカード納税の割合及び手数料の軽減策
・徴収率向上のこれまでの取り組みと効果及び今後の取り組み
・宿泊税の全国一律の法定化に対する見解及び新しい地方税源と地方税制を考える研究会における中間論点整理の方向性が北海道観光審議会に与える影響
2 道債について
・住民参加型市場公募債についての発行予定
・低金利を理由とした発行休止に対する所見
・継続発行を推奨する地方債協会に対する見解
・償還年限等を定めないフレックス枠への対応
3 行財政運営方針について
・収支不足額拡大による財政健全化目標のほころびに対する認識及び今後の対応策
・実質公債費比率の上昇抑制の具体的方策
・行財政運営方針の改正
等について
宮川 潤委員(共産)から、
1 私学助成について
・私学の意義、役割と私学助成の目的
・経済的理由による授業料滞納と退学者の推移
、 ・授業料滞納者と中途退学者減少の理由
・生徒が納入する費用の公私間格差
・就学支援金加算世帯の割合
・他県の取り組み
・文科省通知を踏まえた制度拡充
・私立高等学校管理運営費補助金の推移及び道単独措置額の引き上げに対する考え
・私立高等学校管理運営費補助金の拡充
等について質疑、意見及び要望があり、総務部長兼北方領土対策本部長、職員監、人事局長、財政局長、法務・法人局長兼大学法人室長、北方領土対策局長、人事課長、給与服務担当課長、職員厚生課長、財政課長、資金担当課長、税務対策担当課長、学事課長及び共同経済活動担当課長から答弁があって、総括質疑に保留された事項を除き、総務部所管に対する質疑を終結。
1 環境生活部所管に対する質疑を続行し、
池端 英昭委員(民進)から、
1 性暴力被害対策について
・被害者の過去3年間の認知件数及び性暴力被害者支援センター北海道への相談件数等の状況
・被害者支援における関係機関等との連携
・小・中・高生等に対する被害防止及び相談先等の普及啓発の取り組み状況
・被害者支援の拡充に向けた今後の取り組み
2 水素社会の実現について
・FCVの公用車への導入の意義及び道民等への普及啓発等に向けた取り組みの考え方
・FCVの普及に向けた道の取り組みの考え方
・水素利活用における石狩市の位置づけ
・水素社会の形成に向けた今後の取り組み
3 高齢者の消費者被害に関する防止対策について
・北海道立消費生活センターが受け付けた相談内容等の傾向
・これまで講じてきた対策
・消費トラブル防止に向けた今後の取り組み
・軽度な認知症高齢者に対する未然防止に向けた道の見解
等について
吉川 隆雅委員(自民)から、
1 若者世代の社会参画について
・若者世代の声を生かした道政運営に向けた取り組み状況
・ワークショップの実施内容
・参加した若者からの意見
・ワークショップ開催に対する若者からの意見
・SNSを活用した若者意見の聴取に対する道の評価
・若者が意見を述べる機会の確保及び拡充のための今後の取り組み
等について
白川 祥二委員(結志)から、
1 地球温暖化対策について
・近年の気候変動に対する道の認識
・温暖化の状況及び気候変動との関連に対する道の認識
・道の取り組み状況及びその成果に対する考え
・適応策に対する道の認識及び取り組み状況
・他の地方公共団体の取り組み状況及び事例の把握
・事業者などの大規模災害防止対策の取り組みに対する道の認識及び今後の対応
・各自治体による適応策の策定に対する今後の対応
・適応策の策定を含めた今後の道の取り組み
等について
森 成之委員(公明)から、
1 民族共生象徴空間について
・施設の名称や博物館及び公園の機能などに関する検討状況
・運営主体の指定の経緯
・官民応援ネットワークの取り組み状況
・地域と連携した機運醸成等の取り組みに対する考え及び道外等に向けた誘客促進の今後の取り組み
・広域連携や支援方策に係る今後の取り組み
・アイヌ民族博物館の人材等の活用に係る検討状況
・文化伝承の場としての機能確保に向けた国への働きかけ
・伝統的コタンの整備内容の検討状況
・交通アクセスの改善に対する考え
・宿泊施設の確保に向けた今後の取り組み
・周辺環境の整備に対する考え
・来場者目標100万人の実現に向けた今後の取り組み
2 特定外来生物について
・法令に基づく規制の内容及び道内における被害の状況
・防除実施計画の推進状況
・被害防止への対応に係る今後の取り組み
等について
佐野 弘美委員(共産)から、
1 性暴力被害者支援等について
・性暴力被害の定義等
・道内における相談件数の推移
・相談件数の低迷に対する考え及び今後の取り組み
・ワンストップ支援センターの役割及び意義に係る道の認識
・性暴力被害者支援センター北海道の24時間化の意義に係る道の認識及び未導入の理由
・性暴力被害者支援センター北海道の現在の相談員体制及び開設後の相談員数の推移
・相談員の養成のための今後の道の手だて
・国からの交付金を活用した今後の道の取り組み及び普及啓発に向けた今後の取り組み
・ワンストップ支援センター機能強化のための今後の国への財政支援の要請
等について質疑、意見及び要望があり、環境生活部長、くらし安全局長、アイヌ政策推進室長、環境局生物多様性・エゾシカ対策担当局長、環境局低炭素社会推進室長、アイヌ政策推進室参事、生物多様性保全課長、低炭素社会推進室参事、道民生活課長、道民生活課青少年担当課長及び消費者安全課長から答弁があって、総括質疑に保留された事項を除き、環境生活部所管に関する質疑を終結。
2 総合政策部所管に対する質疑に入り、
吉川 隆雅委員(自民)から、
1 「北海道みんなの日」の取り組みについて
・条例の意義に対する認識
・記念行事等の具体的な取り組み
・事業に協力する道民や団体等の取り組み状況
・道民への理解促進に向けた周知
・今後の取り組みに対する道の決意
2 民泊について
・民泊新法の附帯意見内容
・新法の施行に向けた道の検討と進め方
・今後の庁内体制と札幌市との連携
等について
池端 英昭委員(民進)から、
1 北海道グローバル戦略について
・今年度予定する具体的な取り組み
・グローバル戦略の策定理由
・今後の国際化施策の推進
・国際化戦略の実効性の確保
2 北極海航路について
・現在の利用状況
・活用における北海道の可能性
・利活用に向けた方針策定後の道の取り組み
・活用に向けた道内関係者による取り組み状況
・道の今後の取り組み
等について
田中 芳憲委員(自民)から、
1 コンセッション事業等による改革の推進について
・多様な分野における取り組みに対する考え方
・PPPやPFI方式を担う専門的な職員の育成に係る取り組み
・市町村におけるPPPやPFI方式の活用に対する支援
・道と市町村との連携体制など今後の対応
2 JRの路線見直しについて
・客観的データに基づく分析とその提供
・先行事例を地域に提示することへの見解
・公共交通ネットワークビジョンの見直しにおける鉄路と高速道路の位置づけと今後の検討スケジュール
・地域議論の基盤を整える道の責務に対する見解
3 空港運営の民間委託について
・5原則に対する道の見解
・委託事業者の選考過程における公平性確保の考え方
・空港運営に対する道のかかわり方
・民間委託に向けた今後のスケジュール
・マーケットサウンディングに係る基本スキーム案の具体的内容と実施方針への引き継ぎ
・空港管理条例の改正時期と内容
・女満別空港の収支不足の中での空港運営の民間委託実現に向けた取り組み
・女満別空港の運営委託手法に対する道の考え
等について質疑、意見及び要望があり、総合政策部長、交通企画監、空港戦略推進監、総合政策部次長、空港運営戦略推進室長、政策局長、国際局長、交通政策局長、計画推進担当局長、物流港湾室長、空港運営戦略推進室参事、政策局参事、社会資本課長、国際課長、鉄道交通担当課長及び物流港湾室参事から答弁があって、議事進行の都合により散会。
1 公安委員会所管に対する質疑に入り、
清水 拓也委員(自民)から、
1 災害時における信号機の滅灯対策について
・停電時における自動復旧型の信号機の機能及び効果
・道内における同信号機の整備に係る考え方
・整備状況及び稼働事例
・今後の整備方針
等について質疑、意見及び要望があり、交通部長及び交通規制課長から答弁があって、公安委員会所管に関する質疑を終結。
2 道立病院局所管に対する質疑に入り、
吉川 隆雅委員(自民)から、
1 病院事業について
・各病院職員並びに周辺市町村長などからの病院事業管理者に対する意見及び要望
・経営方針の実効性を確保するための今後の取り組み
・経営基盤強化のための医師を初めとする医療従事者確保に係るこれまでの取り組み実績と今後の取り組み
・これまでの収益確保の取り組みと今後の具体的な取り組み
・地方公営企業法全部適用のメリットを生かした新たな取り組み
・病院事業改革推進プランの目標達成に向けた取り組みと病院事業管理者の決意
等について
梶谷 大志委員(民進)から、
1 道立病院について
・本年4月現在の医師、看護師及び薬剤師等の定員数並びに充足率
・医師、看護師及び薬剤師の欠員が解消されない要因とこれまでの対策の効果が上がっていないことの認識
・人材確保に向けた処遇改善に対する所見
・北見病院の指定管理者制度導入に向けた協議を開始する理由
・新体制による改善状況を踏まえた直営と指定管理者制度を幅広く多面的に比較検討して進めることに対する所見
・過去の議会議論に対する認識
・指定管理者制度の導入協議による地域や職員の不安解消に向けた管理者の考え
等について質疑、意見及び要望があり、病院事業管理者、道立病院部長、道立病院局次長、病院経営課長及び経営改革課長から答弁があって、道立病院局所管に関する質疑を終結。
3 保健福祉部所管に対する質疑に入り、
清水 拓也委員(自民)から、
1 生活保護の取り組みについて
・ケースワーカーの配置基準及び道の配置状況並びに具体的な業務内容
・ケースワーカーと関係機関との連携状況に対する認識
・道内の民生委員の配置状況及び定員に対する充足率
・民生委員の確保に向けた今後の対応
・福祉事務所におけるケースワーカーへの支援体制
・市の福祉事務所に対する道のかかわり方
・関係職員の資質向上及び不適切な事務を防止するチェック体制の強化に向けた取り組み
2 介護人材の確保について
・離職した介護人材の再就職準備金貸付事業の利用実績及び課題
・介護福祉士等の再就職促進事業に係る介護離職者の届け出状況
・制度の利用促進に向けた今後の取り組み
・平成28年度における介護ロボット導入支援事業の実績及びロボット普及に向けた課題
・介護事業所等における実態把握の取り組み状況と今後の進め方及びその結果の次期計画への反映に向けた考え
3 子どもの貧困対策について
・北海道子どもの生活実態調査結果の分析の視点及び分析結果
・道の子育て支援制度に係る情報提供方法及び今後の情報発信方法
・家庭の経済状況等の把握と支援方法
・子ども食堂などの実態把握及び子どもの居場所づくり拡充に向けた取り組み
・母子世帯の厳しい生活実態の原因
・一人親世帯に対する今後の支援方法
・関係課との連携強化に向けた少子高齢化対策監の考え
等について
池端 英昭委員(民進)から、
1 認知症対策について
・認知症高齢者数の現状とそれに対応する取り組み
・認知症サポーターの数及び養成講座受講者の内訳並びにこの制度の果たすべき役割と期待する効果
・認知症サポーターの目標数の見直し
・今後の取り組みに係る少子高齢化対策監の決意
2 地域共生社会について
・共生型の取り組み及び道内の事例
・国の交付金を活用した共生型施設の整備状況とその取り組み内容
・道独自の拠点整備の進め方
・未整備市町村への対応
・地域の実情に応じた拠点整備に向けた今後の対応に係る部長の決意
等について
梶谷 大志委員(民進)から、
1 メディカルウイングと地域医療提供体制について
・計画搬送、緊急搬送及び救急搬送の区分
・陸路での転院搬送の状況やメディカルウイングでの患者搬送手順とドクターヘリでの転院搬送件数
・計画搬送の対象患者及び想定している疾病とその患者数等の認識
・搬送の基準とその判断の仕組み
・メディカルウイングと地域の医療提供体制の確保
2 地域医療における道立病院について
・北海道病院事業改革推進プランにおける道立病院局の位置づけと道立病院局及び道立病院への期待
3 医療、介護、民生委員の担い手確保について
・看護師の都市部と地方における職員給与等の処遇面の格差
・地域の人材不足解消に向けた看護師確保に係る新たな取り組みの強化に対する所見
・平成25年の一斉改選以降において民生委員の欠員が生じ続けている市町村の状況
・欠員が生じている地域での問題に対する受けとめ及び今後の対応
・民生委員の中長期的な担い手対策実施に係る所見
等について
白川 祥二委員(結志)から、
1 自殺対策について
・2016年度における道の自殺者数及び自殺率
・北海道自殺対策行動計画に基づく自殺予防対策の効果と道としての総括
・自殺予防ゲートキーパーの養成実績
・道における若年層の自殺率が全国と比較して高いことに対する認識
・自殺原因と自殺者の状況を組み合わせた詳細な分析実施の考え
・若年層の自殺防止に重点を置いた新計画の策定に係る所見
・国の新たな自殺総合対策大綱決定後の作業に向けた道の準備状況
・自殺対策地域連絡会議の活用状況や保健所ごとの開催頻度並びに市町村への情報提供及び助言の状況
・国の交付金の活用に係る現時点の認識及び各市町村の実施事業との整合性を図ることへの考え
・数値目標の設定における道独自の指標開発に係る現時点の認識
・自殺防止に対する今後の取り組み
2 周産期医療について
・道が策定した周産期医療緊急確保対策に係るこれまでの取り組み
・一般社団法人WINDと締結した協定内容と具体的な成果
・遠紋地域における医師確保の取り組みに対する道の支援及び今後の医師確保の見通し
・周産期救急に係る研修の内容と成果
・救急隊員への研修機会拡大のための取り組み
・妊産婦情報登録の取り組み実績と課題に対する考え
・天使病院の分娩予約中止に係る道の受けとめと今後の対応
・北海道医療計画策定に係る道の方針
・周産期医療体制の確保に向けた今後の取り組みに係る部長の決意
等について
森 成之委員(公明)から、
1 メディカルウイングについて
・研究運航事業の成果と課題
・入院患者の搬送計画への反映方法
・ドクターヘリや防災ヘリとの役割分担に対する考え方
・緊急搬送への対応に係る所見
・拠点空港と運航に当たっての課題
・道外からの患者搬送に係る国への要望
・全国展開構想に対する道の所見
・サハリンや北方四島への支援協力に対する考え方及び事業展開に向けた国への要望の必要性
・就航に当たっての道民への周知方法
2 地域医療について
・問題への現状認識と対策
・重点的に取り組む具体的な事業
・道内の医師不足の実態及び医師派遣の要請件数と派遣実績
・2次救急医療機関の医師不足数
・市町村立病院の医師不足数
・医育大学の役割と貢献に対する考え方
・札医大及び旭医大における地域枠制度の具体的内容
・地域枠卒業生の地域勤務の実績
・地域枠制度の今後の運用方法
・都市部から医師不足地域の病院への医師派遣に係る所見
・医師不足及び地域偏在の解消に向けた今後の取り組み
3 健康長寿について
・循環器病対策に係る所見
・地域連携クリティカルパスの普及に向けた取り組み
・医療・介護等関係者の人材育成に向けた取り組み
・道内の特定健康診査の受診率及び地域の傾向並びに受診率向上に向けた取り組み
・特定健康診査の受診勧奨の取り組みの全道への拡大に向けた所見
・健康寿命の延伸に向けた総合的な取り組み
等について
宮川 潤委員(共産)から、
1 介護保険について
・安価なサービス導入による介護事業所の年間影響額
・昨年度の閉鎖事業所数及びそのうちの訪問介護、通所介護事業所数
・道における事業所の経営対策
・チェックリストのみによる判断の状況と要介護認定者数
・介護疲れによる犯罪に係る原因調査と再発防止策の検討状況
・過重な家族の負担を防止するための道の取り組み
・介護人材不足の実態把握の方法とその結果
・北海道における介護福祉士国家試験受験者の状況及び介護福祉士の確保対策
・道内におけるケアマネジャーの必要数と充足状況
・ケアマネジャーの充足に係る考え方
・介護事業所におけるケアマネジャーの実態調査の実施に係る所見
・ケアマネジャーの受験者、合格者、登録者の推移及び減少理由と今後の見通し
・ケアマネジャーの育成
2 子どもの貧困について
・子どもの生活実態調査の結果を踏まえた重要課題への認識
・貧困対策の目標設定と課題に対する取り組み
・具体策の打ち出しと最優先で実行しようとしている取り組み
・人との交流機会の提供などの社会的支援の必要性
・行政が行う経済的支援に係る所見
・家庭の経済状況と虐待との関係に対する調査の必要性
・生涯にわたる追跡調査の必要性
・子ども食堂への補助の実施に対する道の見解
・朝食提供に対する道の認識と誘導策の実施
3 がん対策について
・がん死亡率等の調査研究結果の受けとめ
・道の喫煙率が下がらない要因及びこれまでの対策とその効果
・受動喫煙防止対策調査結果の受けとめ
・たばこと受動喫煙の危険性に係る普及啓発の具体的内容
・早期の禁煙治療の必要性及び医療従事者の禁煙対策に係る取り組み
・喫煙率が異なる社会的格差への認識と今後の対策
・受動喫煙を限りなくゼロにしていくことに対する所見
・これまでの対策における分析と今後の対策強化に係る考え
等について質疑、意見及び要望があり、保健福祉部長、少子高齢化対策監、地域医療推進局長、健康安全局長、福祉局長、高齢者支援局長、子ども未来推進局長、地域医療課長、地域医療課医師確保担当課長、地域医療課医療参事兼医務薬務課医療参事、医務薬務課長、医務薬務課看護政策担当課長、地域保健課がん対策等担当課長、国保医療課長、地域福祉課長、地域福祉課保護担当課長、施設運営指導課長、障がい者保健福祉課精神保健担当課長、高齢者保健福祉課長、高齢者保健福祉課地域包括ケア担当課長及び子ども子育て支援課自立支援担当課長から答弁があって、総括質疑に保留された事項を除き、保健福祉部所管に関する質疑を終結。
4 環境生活部所管に対する質疑に入り、
塚本 敏一委員(自民)から、
1 水銀廃棄物対策について
・水銀を使用した製品の使用実態
・蛍光管等のリサイクル状況
・家庭に残された体温計等の道内市町村における取り扱い
・医療機関における水銀血圧計等の回収に係る全道的な取り組み状況及び道の考え
・水俣条約の発効に伴う今後の道の取り組みと部長の決意
2 エゾシカ肉等の有効活用について
・関係省庁連絡会議の内容
・国のモデル地区事業の内容
・処理施設認証制度に基づく需要拡大に向けた道の考え
・生体長距離輸送実証事業の課題と効果
・食肉以外の活用状況
・有効活用に向けた今後の取り組み
3 ゼニガタアザラシ対策について
・えりも地域で昨年度実施した対策の内容と結果
・取り組みの課題と改善内容
・捕獲結果の評価と今後の取り組み
・生息数の正確な把握と今後の取り組み
等について質疑、意見及び要望があり、環境生活部長、環境局長、環境局生物多様性・エゾシカ対策担当局長、循環型社会推進課廃棄物担当課長、生物多様性保全課動物管理担当課長及びエゾシカ対策課有効活用担当課長から答弁があって、議事進行の都合により散会。
1 分科委員長に笹田浩委員(民進)、分科副委員長に塚本敏一委員(自民)を選出。
2 付託案件の審査日程、質疑・質問の方法等、理事会の設置、分科委員の異動等、分科委員外委員の発言の取り扱い、議席、次回委員会の開催予定について決定。
3 理事に、清水拓也委員(自民)、池端英昭委員(民進)、白川祥二委員(結志)、森成之委員(公明)、宮川潤委員(共産)を選出。