令和2年第1回定例会予算特別委員会(本委員会)

 

予算特別委員会


 

審議状況の録画はこちらから。

(リンク先の「令和2年第1回定例会」からご覧になれます)

 

 
 
1 各分科委員長から、それぞれ分科会における審査の経過について報告。
2 各分科会において保留された事項について、
 知事に対する総括質疑に入り、
 笠井 龍司委員(自民)から、
 1 新型コロナウイルス感染症について
  ・ 道民の安全・安心に向けて、感染者への対応、急激な拡大への備えなどの対応に係る所見
  ・ 札幌市長との認識の共有及び会談で一致した今後策定する指針などの具体的な内容
  ・ 道独自の中小企業支援の打ち出しに係る見解
  ・ 申請事務に対する道の企業に対する支援
  ・ 企業の公共料金負担軽減に向けた要請に係る見解
  ・ 税制面からの中小企業支援に向けた取り組み
  ・ 道産品の販路拡大に向けた取り組み
  ・ 本道観光を取り巻く状況の認識及び対応策に係る見解
  ・ 地域独自の取り組みに対する道の支援に係る見解
  ・ 感染拡大防止や道内経済の維持に向けた今後の対応
  ・ 4月の人事異動の感染症対策への配慮
  ・ 東京オリンピック延期の動きに係る受け止めと今後の対応
  ・ 知事が発信した「緊急事態宣言」の影響に対する責任に係る所見
  ・ 機動的に事態に対処するための条例等法的根拠の整備に係る所見
 2 第2期北海道創生総合戦略について
  ・ 北海道のブランドイメージ再構築の観点からの次期創生総合戦略への取り組みに係る見解
 3 Society5.0構想について
  ・ 構想の実現に向けた取り組みに係る所見
 4 除雪体制の確保について
  ・ 除雪体制維持に係る認識
  ・ 除雪業務最低保障の見直し要望に係る今後の対応
 5 キタデミー賞問題について
  ・ 今回の事案に対する認識
  ・ 道民目線で見た今回の事案処理に係る見解
  ・ 内部統制基本方針に基づく早急な対応に係る見解
  ・ 一連の事案を踏まえた今後の取り組みに係る見解
等について
 
 沖田 清志委員(民主)から、
 1 新型コロナウイルス感染症に係る諸課題と対応について
  ・ 新型インフルエンザ等対策行動計画によらず独自の「緊急事態宣言」を発信した判断に対する認識
  ・ 道内経済の立て直し及び雇用対策に係る今後の取り組み
  ・ 医療提供体制整備や経済対策を含む総合的な対策に係るとりまとめや実行に向けた取り組み
 2 知事公約と道政執行方針について
  ・ 北海道のめざす姿の道民への説明に係る所見
  ・ 現在の厳しい状況の立て直し及び今後の道政執行に係る所見
 3 行財政運営について
  ・ 令和3年度以降の財政健全化に向けた取り組み 
 4 不適切な事務処理について
  ・ 道民の疑問に応え、責任の所在を明らかにし、不祥事を二度と起こさせないという点に係る改善策及び政治姿勢
  ・ 報告書の案に係る所見
 5 総合交通ネットワークについて
  ・ JR北海道への支援に関し、法改正と維持困難線区を別ものと国に提言することに係る所見
  ・ オール北海道による国への提言に関し、機運醸成に向けた取り組み及び必要な予算確保に係る所見
 6 幌延深地層研究計画について
  ・ 研究期間は9年間で終了し埋め戻すと書面で確約を得ることへの所見
 7 IRについて
  ・ 公平性、公正性の確保から事業者との面談記録を非公開とすることへの所見
  ・ 次回の区域認定を見据えた今後の年次ごとの取り組み
  ・ いったん白紙に戻して検討することに対する所見
 8 国際協定について
  ・ 魅力的な産業への確立や国際貿易協定にも対抗し得る高い生産基盤の構築に向けた農業振興の取り組み推進に係る所見
  ・ 道産食品輸出拡大に向けた取り組み
 9 人権施策について
  ・ 人権施策に対する認識及び性的マイノリティ等との連携に係る所見
等について
 
 赤根 広介委員(結志)から、
 1 新型コロナウイルス感染症対策について
  ・ 各部横断的な組織の早急な立ち上げに係る所見
  ・ 緊急事態宣言の終了と新しいステージへの移行に係る判断
  ・ 今回の判断における国の専門家会議の3つの科学的指標の分析結果及び専門家会議からのアドバイス
  ・ 法律に基づかない「緊急事態宣言」を独自判断で表明したことへの評価
  ・ 「宣言」が与える影響
  ・ 新たなスローガンに期待される変化
  ・ 補正予算提案に当たっての視点
  ・ 札幌市長と合意した飲食店やイベント会場向けの「指針」の策定狙いや内容及び「北海道モデル、札幌モデル」の具体像
  ・ 来年度のオリンピック関連予算の執行及び今後の対応に係る所見
  ・ 今後の対応に係る所見
 2 キタデミー賞問題について
  ・ 知事自身のリーダーシップと責任において道としての姿勢を明確に示すことに係る所見
 3 観光振興税について
  ・ 観光振興税導入に向けた今後の協議に係る見解
  ・ 導入時期に係る所見
 4 交通政策について
  ・ 交通ネットワーク形成圏構築に向けた仕組みの構築に係る所見
  ・ 重点戦略見直し着手に係る見解
  ・ 振興局を核とした地域交通施策を着実に進めるための予算措置及び振興局の体制強化に係る見解
 5 庁舎管理について
  ・ 道議会新庁舎における喫煙所設置に対する見解及び結論を出すべき時期に係る所見
  ・ 政策を進める立場と庁舎を管理する責任者としての立場から政治決断することに係る所見
等について
 
 阿知良 寛美委員(公明)から、
 1 新型コロナウイルス感染症について
  ・ 事態の受け止め、道としての追加対策及び経済危機の乗り越えに係る所見
  ・ 事態の長期化に対する所見及び道のなすべき対応に係る見解
  ・ 医療提供体制の整備における札幌医科大学等への協力要請に係る所見
  ・ 医師などからなる道の「専門家会議」の設置に係る所見
  ・ 道庁組織の中に担当組織を設置して専任の職員を配置することへの所見
 2 観光振興税について
  ・ 導入に向けた今後の取り組みの見通し及び制度設計に対する所見
 3 外国人材の受け入れと多文化共生について
  ・ 道内在住の外国人材から直接話を聞き施策に反映させていくことに係る所見
 4 水道事業について
  ・ 道内の水道事業の現状に対する認識
  ・ 広域連携の推進に向けた取り組み
等について
 
 真下 紀子委員(共産)から、
 1 新型コロナウイルス感染症による影響と対策について
  ・ 新型コロナウイルスと知事が発した対策による影響に対する認識
  ・ 道民の経済と暮らしに甚大な影響を招いた責任に係る所見
  ・ 甚大な影響に対する道独自の対策を宣言と同時にパッケージで表明しなかったことへの見解
  ・ 損失を全額補償するような手立てをとること及び社会的影響に対する対策に係る見解
 2 観光政策について
  ・ 観光振興機構に顧問として就任した元副知事による予算獲得に向けた道への働きかけに係る認識
  ・ 退職後の公務員による現職への働きかけ禁止に係る認識
  ・ 機構の監事である観光振興監の予算への関与に対する所見
  ・ 観光振興機構の実態に係る認識及び補助金の額の推移
  ・ 適正化方針による観光振興機構の自立化及び機構の活性化、透明性確保に向けた情報の公開に係る見解
  ・ 観光振興税の使途に係る所見
等について質疑、意見及び要望があり、知事から答弁があって、総括質疑を終結。

3 付託議案に対する意見調整は、理事会で行うことを決定。
4 理事会において付託議案に対する意見調整の結果、議案第1号、第3号、第6号、第7号、第11号、第12号、第14号、第17号及び第29号は意見の一致をみるに至らなかった旨の報告の後、沖田清志委員(民主)外2名から議案第1号については撤回し、組み替えの上再提出を求める動議が提出され、壬生勝則委員(民主)から提出者の説明の後、討論に入り、真下紀子委員(共産)から討論の後、動議の採決に入り、起立採決の結果、起立少数をもって動議を否決することに決定。
次に、議案第1号を問題とし、採決に入り、起立採決の結果、起立多数をもって原案のとおり可決することを決定。
次に、議案第3号、第6号、第7号、第11号、第12号、第14号、第17号及び第29号を問題とし、採決に入り、起立採決の結果、起立多数をもって原案のとおり可決することを決定。
次に、議案第2号、第4号、第5号、第8号ないし第10号、第13号、第15号、第16号、第18号及び第27号を問題とし、原案のとおり可決することを諮り、いずれも異議なく決定。
5 付託議案に対する委員長報告については、委員長に一任することを決定。
6 委員長から、付託案件に対する審査の終了に当たり、挨拶があって閉会。
 
 
1 議案第98号ないし第112号(先議案件)を一括議題とし、質疑に入り、
 滝口 直人委員(自民)から、
 1 災害復旧関連事業費などについて
  ・ 災害復旧費の減額の要因と復旧工事の進捗状況
  ・ 胆振東部地震に関連し、住宅や社会福祉施設の整備の進捗状況と今後の対応
 2 補助金の交付決定取り消し処分に伴う国庫返納について
  ・ 補助金交付決定取り消し処分の対象となった補助事業の概要と返納に至った理由及び事案発生に対する受け止め
  ・ 関係職員の処分及び同様の事案の再発防止に向けた対応に係る見解
 3 中小企業総合振興資金貸付金について
  ・ 利用実績の状況と融資残高減少の要因に対する認識
  ・ 現在の経済情勢に対する認識
  ・ 道内中小企業に対する経営支援に関する今後の取り組み
 4 地域医療介護総合確保基金について
  ・ 多額の不用額が生じている理由に関する分析結果
  ・ 計画的な事業の推進に向けた今後の対応
 5 保健福祉関係の義務的経費について
  ・ 減額補正の要因及び今後の対応に係る所見
 6 財政運営について
  ・ 今年度の税収の減少要因と現状認識に係る見解
  ・ 財政調整基金残高の確保に向けた取り組み
  ・ 特定目的基金の運用見直しに伴う事業費や内容の変更及び長期的かつ安定的な事業実施に向けた予算確保に係る今後の取り組み
  ・ これまでの繰上償還による実質公債費比率の改善効果と今後の対応
等について

 中川 浩利委員(民主)から、
 1 財政運営について
  ・ 特定目的基金の繰替運用解消が必要と判断した理由
  ・ 特定目的基金の繰替運用解消時期決定の考え方及び見直しに伴う財政指標等への影響
  ・ 今年度の地方消費税関係収支が大幅に悪化した要因の分析結果
  ・ 減債基金の取崩しが実質公債費比率に及ぼす影響及び今後の実質公債費比率の改善に向けた取り組み
  ・ 道の財政構造の分析方法と財務体質改善の進め方
 2 自然公園等施設整備事業費について
  ・ 具体的な事業内容や整備時期
  ・ 最終補正予算で計上となった理由
  ・ 事業実施に伴う対応が必要な自然公園の防災・減災機能の向上
 3 特別支援学校施設整備費について
  ・ 最終補正予算で減額になった理由
  ・ 特別支援学校の空調整備の方針
 4 国庫返納金について
  ・ 返納金の財源の考え方
  ・ 不適切な事務処理による国庫への返納に係る対応策の検討結果を明らかにする時期
  ・ 不適切事案が発生した要因と再発防止策のとりまとめ時期
等について
 
 赤根 広介委員(結志)から、
 1 自然公園等施設整備事業費ついて
  ・ 事業の概要
  ・ 国立・国定公園における観光地づくりへの取り組み内容
  ・ 道内の国立公園の訪日外国人利用者数の状況
  ・ トイレ改修の詳細及び大雪山系における、し尿処理に係る問題への認識
  ・ 自然条件が厳しい大雪山の高山帯におけるし尿処理に係るこれまでの取り組み
  ・ 環境保全や維持管理に向けた財源確保に係る課題の認識と今後の取り組み
  ・ 国立・国定公園の登山道や附帯設備への課題等に対する財源確保を含めた対処と今後の活用に向けた取り組み
 2 中小企業総合振興資金貸付金について
  ・ 過去3年間の予算額、補正額、最終予算額
  ・ 当初及び補正予算計上に当たっての積算ルール
  ・ 予算額、決算額の減少と制度上の問題点
  ・ 減額補正予算計上に当たっての特殊要因の考慮
  ・ 原資不足による影響
  ・ 企業の経営相談に係る道の相談体制と金融機関との協調体制
  ・ 資金面を含めた中小企業の経営支援に向けた取り組み
 3 行財政問題について
  ・ 令和元年度の道債の新規発行額及び借換額
  ・ 公債費の予算計上額に係る見込み発行利率
  ・ 過去5年間の公債費発行利率の実績
  ・ 公債費の執行見込みに係る見解
  ・ 公債費の執行見込み精度の向上と収支不足見込みの縮小に係る見解
  ・ 発行利率の考え方
  ・ 過去5年間の繰上償還の推移
  ・ 毎年度の繰上償還額を決めるルール
  ・ 行財政運営方針に係る評価
  ・ 今後の財政運営のあり方に係る検討・評価の視点と検討スケジュール
等について
 
 真下 紀子委員(共産)から、
 1 国民健康保険について
  ・ 一人当たりの一般会計からの法定外繰入の額及び全国における順位と割合並びに東京との比較
  ・ 2020年度の標準保険料率と保険料収納必要額の見込み及び前年比並びに将来の推計について
  ・ 赤字解消計画の期間変更に係る見解
  ・ 法定外繰り入れの考え方
  ・ 国保関係費の扱いの変更に係る見解
 2 感染症対策費について
  ・ 新型コロナウイルス感染症対策に係る予算の年度末までの見込み
 3 中小企業総合振興資金貸付金について
  ・ 過去5年間の補正額及び決算額の推移
  ・ 貸付金減少の理由及び対策
  ・ 新型コロナウイルス発症による資金需要の見込み及び今後の対応
 4 国の補助金等交付決定取り消し処分に伴う国庫返納について
  ・ 期限内に移転が完了しなかった原因
  ・ 公社と道の関係性
  ・ 公社へ派遣されている道職員数の推移
  ・ 道の監督責任
  ・ 再発防止を含めた今後の対応
等について質疑、意見及び要望があり、総務部長兼北方領土対策本部長、環境生活部長、経済部長、保健福祉部次長、建設部次長、財政局長、生物多様性担当局長、国保担当局長、地域医療推進局長、地域経済局長、土木局長、まちづくり局長、総務政策局長兼幼児教育推進局長、財政課長、資金担当課長、税務課長、自然公園担当課長、金融担当課長、用地担当課長及び施設課長から答弁があって、質疑を終結。
 
2 先議に係る議案に対する意見調整の結果、議案第98号、第102号及び第103号は意見の一致をみるに至らなかったことを報告。
3 次に、議案第98号、第102号及び第103号を問題とし、採決に入り、起立採決の結果、起立多数をもって原案のとおり可決することを決定。
4 次に、議案第99号ないし第101号及び第104号ないし第112号を問題とし、採決に入り、原案のとおり可決することを諮り、いずれも異議なく決定。
5 先議に係る議案に対する審議経過及び結果に関する委員長報告については委員長に一任することを決定。
6 委員長から、先議に係る付託案件に対する審査の終了に当たり、挨拶があって閉会。
 
 
 
1 委員長に中野秀敏委員(自民)、副委員長に菅原和忠委員(民主)を選出。
2 付託議案に対する審査方法について、2分科会を設置し質疑を行うこととし、第1分科会は委員13人、所管は総務部、総合政策部、環境生活部、保健福祉部、出納局、企業局、道立病院局、人事委員会、公安委員会及び監査委員、第2分科会は委員13人、所管は経済部、農政部、水産林務部、建設部及び教育委員会とすること、ただし、選挙管理委員会は総合政策部に、労働委員会は経済部に、海区漁業調整委員会、連合海区漁業調整委員会及び内水面漁場管理委員会は水産林務部に、収用委員会は建設部に含めるものとする。
各分科会に付託する議案は、別紙付託議案一覧のとおりとすること、先議に係る議案及び各分科会の審査における質疑保留事項に対する総括質疑は、本委員会において行うことを決定。
3 各分科会の委員は、別紙分科委員名簿のとおりとする。
 
第1分科会(委員13人)
 渕上 綾子(民主)  滝口 直人(自民)
 星   克明(自民)  阿知良寛美(公明)
 赤根 広介(結志)  中川 浩利(民主)
 沖田 清志(民主)  桐木 茂雄(自民)
 清水 拓也(自民)  笠井 龍司(自民)
 佐藤 伸弥(結志)  藤沢 澄雄(自民)
 喜多 龍一(自民)
 
第2分科会(委員13人)
 
 寺島 信寿(公明)  木葉  淳(民主)
 佐々木大介(自民)  大越 農子(自民)
 壬生 勝則(民主)  小岩  均(民主)
 菅原 和忠(民主)  佐藤 禎洋(自民)
 佐々木俊雄(自民)  真下 紀子(共産)
 滝口 信喜(結志)  千葉 英守(自民)
 和田 敬友(自民)
 
4 各分科会に分科委員長及び分科副委員長各1人を置くことを決定。
5 付託議案の審査日程について、配付の日程表のとおりとすることを決定。
6 質疑・質問の方法等について、通告の形式により行うこと、発言の順位は本会議の一般質問に準じることを決定。
7 議席について、配付の議席表のとおりとすることを決定。
8 本委員会の運営に当たり、正・副委員長、各分科会の正・副委員長及び分科会正・副委員長の配分のない会派から1人の理事をもって構成する理事会を設置し、その協議により運営することを決定。なお、諸派についても理事会に出席願うこととし、委員長の許可を得て発言することができるものとする。
9 委員の異動等について、申し出は原則、当日の理事会開催前までに提出することとし、委員の交代は議長の辞任許可及び補充指名を受けること、分科委員の所属変更は、委員長の承認を受け行うことを決定。
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