概　要
１．平成29年度補正予算案等を審議する第３回定例会は、９月12日に招集され、会議録署名議員の指定等を行い、会期を10月６日までの25日間と決定。
 　 次に、総額69億円余の平成29年度補正予算案及びこれに関連する議案等50件が上程され、知事から提出議案に関する説明。
    次に、決議案第１号「朝鮮民主主義人民共和国のミサイル発射及び核実験に抗議する決議」が提案され、説明及び委員会付託を省略し、異議なく原案可決。
    その後、議案等調査のため、９月13日から９月14日までの本会議を休会することを決定して散会。

２．休会明けの９月15日から代表質問に入り、９月20日に終結。議案等調査のため、９月21日の本会議を休会することに決定して散会。

３．休会明けの９月22日、「審査請求に係る諮問に関する件」が追加提案され、知事から提案説明の後、一般質問に入り、９月27日に一般質問を終結。直ちに予算及び決算特別委員会を設置し、議案第12号を新幹線・総合交通体系対策特別委員会に付託することを決定し、残余の議案を各委員会に付託。
    次に、請願第24号を少子・高齢社会対策特別委員会に付託することを決定。
    その後、各委員会付託議案等審査のため、９月28日から９月29日まで及び10月２日から10月５日までの本会議を休会することを決定して散会。

４．予算特別委員会は、９月27日に正・副委員長の互選を行い、２分科会を設置。
     ９月29日から各分科会において各部所管の審査に入り、10月３日にこれを終了。10月４日に各分科委員長報告の後、総括質疑を行い、同日、付託議案に対する質疑を終結。採決の結果、いずれも原案可決と決定。
     なお、審査の経緯に鑑み、北朝鮮によるミサイル発射に関して国に早急な解決に向けた実効ある措置を働きかけることについて、北方四島での共同経済活動が北方領土問題の早期解決に結びつくものとなるよう取り進めることについて、ＪＲ北海道の路線見直し問題を全道的な課題として捉えて道が議論をリードしていくことについて、自然災害による被害を未然に防止するための河川や道路など道の公共土木施設の整備や維持管理などの予算確保について、ＪＸＴＧエネルギーに対して室蘭製造所の生産停止による影響が最小限となる事業展開を検討するよう強く求めることについて意見を付すことに決定。

５．会期最終日の10月６日は、各付託議案に対する委員長報告の後、討論を行い、採決の結果、いずれも委員長報告のとおり、議案はすべて原案可決、諮問は棄却すべき旨答申。
    次に、32億9000万円の平成29年度補正予算案が追加提案され、知事から提出議案に関する説明の後、委員会付託を省略し、採決の結果、異議なく原案可決。
    次に、「北海道教育委員会委員の選任につき同意を求める件」等の人事案件３件が追加提案され、知事から提出議案に関する説明の後、委員会付託を省略し、採決の結果、いずれも異議なく同意議決。
    次に、意見案第１号「朝鮮民主主義人民共和国のミサイル発射及び核実験に関する意見書」等３件について提案され、説明及び意見案第１号及び第２号の委員会付託を省略し、採決の結果、いずれも異議なく原案可決。
    次に、議員派遣の件について異議なく決定。
    次に、報告第１号ないし第４号について、閉会中継続審査に付することに異議なく決定。
    最後に、閉会中請願継続審査及び事務継続調査の件について異議なく決定の後、閉会。　

６．提出案件の議決状況は次のとおりである。

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