概　要
１．平成28年度補正予算案等を審議する第３回定例会は、９月13日に招集され、会議録署名議員の指定等を行い、会期を10月７日までの25日間と決定。
　　次に、総額60億9000万円余の平成28年度補正予算案及びこれに関連する議案等44件が上程され、知事から、平成28年８月の台風等による大雨の災害状況に関する報告並びに提出議案に関する説明。
　　次に、決議案第１号「朝鮮民主主義人民共和国のミサイル発射及び核実験に抗議する決議」が提案され、説明及び委員会付託を省略し、異議なく原案可決。
　　次に、意見案第１号「朝鮮民主主義人民共和国のミサイル発射及び核実験に関する意見書」等２件が提案され、説明及び委員会付託を省略し、いずれも異議なく原案可決。
　　その後、議案等調査のため、９月14日から９月15日までの本会議を休会することに決定して散会。

２．休会明けの９月16日から代表質問に入り、９月20日に終結。議案等調査のため、９月21日の本会議を休会することに決定して散会。

３．休会明けの９月23日から一般質問に入り、９月28日、一般質問の後、「平成28年度北海道一般会計補正予算（第４号）」等３件が追加提案され、知事から提出議案に関する説明の後、議案第33号ないし第35号を先議することについて決定し、その後、一般質問を終結。議案第33号ないし第35号の委員会付託を省略し、採決の結果、いずれも異議なく原案可決。
　　次に、直ちに予算・決算特別委員会を設置し、議案第４号を少子・高齢社会対策特別委員会に、第10号を新幹線・総合交通体系対策特別委員会にそれぞれ付託することを決定し、残余の議案を各委員会に付託。

４．予算特別委員会は、９月28日に正・副委員長の互選を行い、２分科会を設置。
　　９月30日から各分科会において各部所管の審査に入り、10月４日にこれを終了。10月５日に各分科委員長報告の後、総括質疑を行い、同日、付託議案に対する質疑を終結。採決の結果、いずれも原案可決と決定。
　　なお、審査の経緯に鑑み、８月の大雨災害に関する早急な検証と道民の安全安心の確保のための取り組みについて、鉄路が重要な役割を担っていることを踏まえた、本道における公共交通ネットワークのあり方の早急な検討について、中小企業の経営力強化に努めながら、労働者の生活向上に寄与する最低賃金の引き上げの取り組みについて、さらなる高みを目指して世界に挑戦しようとする若者を応援する北海道未来人財応援基金の制度設計の早急な検討について、人、物の交流に重要な役割を担ってきたサハリン定期航路の運航支援の取り組みについて意見を付すことに決定。

４．会期最終日の10月７日は、各付託議案に対する委員長報告の後、討論を行い、採決の結果、いずれも委員長報告のとおり原案可決。
　　次に、「平成28年度北海道一般会計補正予算（第５号）」等２件が追加提案され、知事から提出議案に関する説明の後、委員会付託を省略し、採決の結果、いずれも異議なく原案可決。
　　次に、「北海道教育委員会委員の選任につき同意を求める件」等の人事案件２件が追加提案され、知事から提出議案に関する説明、質疑の後、委員会付託を省略し、採決の結果、いずれも異議なく同意議決。
　　次に、意見案第３号「地方議会議員の厚生年金制度への加入を求める意見書」等９件について、説明及び意見案第３号ないし第８号の委員会付託を省略し、採決の結果、いずれも異議なく原案可決。
　　次に、請願３件を採択することについて、委員長報告を省略し、いずれも異議なく決定。
　　次に、議員派遣の件について決定。
　　次に、報告第１号ないし第４号について、閉会中継続審査に付することに異議なく決定。
　　最後に、閉会中請願継続審査及び事務継続調査の件について異議なく決定の後、閉会。

５．提出案件の議決状況は次のとおりである。

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