第1回定例会 総額4兆2,801億7,800万円余の令和3年度当初予算を可決 概要 ①令和3年度当初予算等を審議する第1回定例会は、2月25日に招集され、会議録署名議員の指定等を行い、会期を3月24日までの28日間と決定。 次に、総額4兆2,801億7,800万円余の令和3年度当初予算案及びこれに関連する議案等46件が上程され、知事から道政執行方針並びに提出議案に関する説明、教育長から教育行政執行方針に関する説明。 次に、議案第44号ないし第46号について先議することに決定した後、質疑に入り、委員会付託を省略し、採決の結果、原案可決。 その後、議案等調査のため、2月26日及び3月1日から3月3日までの本会議を休会することに決定して散会。 ②休会明けの3月4日から代表質問に入り、3月5日に終結。議案等調査のため、3月8日の本会議を休会することに決定して散会。 ③休会明けの3月9日は、議案第47号ないし第62号が追加提案され、知事から提案説明。 次に一般質問に入り、3月12日に一般質問を終結。直ちに予算特別委員会を設置し、議案第26号及び第28号を少子・高齢社会対策特別委員会に、議案第42号を人口減少問題・地方分権改革等調査特別委員会にそれぞれ付託することに決定し、残余の議案を各委員会に付託。 ④3月15日、議案第47号等16件の先議案件に関する委員長報告の後、討論、採決の結果、いずれも委員長報告のとおり原案可決。 その後、各委員会付託議案等審査のため、3月16日から3月19日まで及び3月22日から3月23日までの本会議を休会することに決定して散会。 ⑤予算特別委員会は、3月12日に正・副委員長の互選を行い、3分科会を設置。 3月15日、「令和2年度北海道一般会計補正予算(第12号)」等について先議を行い、質疑、採決の結果、いずれも原案可決と決定。 3月17日から各分科会において各部所管の審査に入り、3月19日にこれを終了。3月22日に各分科委員長報告の後、3月23日に総括質疑を行い、同日、付託議案に対する質疑を終結。討論、採決の結果、いずれも異議なく原案可決と決定。 なお、審査の経緯に鑑み、新型コロナウイルス感染症の新規感染者の発生が下げ止まりの状態にあり、変異株による感染の広がりも見られることから、変異株に対応するスクリーニング検査の拡充はもとより、モニタリングや高齢者施設等でのPCR検査等を積極的、効果的に実施し、感染対策、経済対策に反映させるとともに、ワクチン接種の本格実施に向けて準備に万全を期し、着実に接種を実施することについて、感染を徹底的に抑え込み、早急にどうみん割事業をはじめとする需要喚起策の本格実施を可能となるよう全力を尽くすことについて、道が脱炭素化に向けて示した2050年ゼロカーボン北海道の実現など新たな地球温暖化対策推進計画の実現に着実に取り組み、基本となる生活スタイル等の転換、挑戦、創造の三つの意識を、全ての道民、事業者、行政が共有し、一丸となって取り組むことについて、道は、デジタル化の推進の取組を積極的にリードし、Smart道庁の推進を支える人材の育成確保はもとより、道内の中小企業や1次産業生産者がデジタル化に対応できるよう人材の育成確保などを積極的に支援することについて意見を付すことに決定。 ⑥会期最終日の3月24日は、各付託議案に対する委員長報告の後、予算の組み替えを求める動議1件が提出され、説明、討論を行い、採決の結果、否決。次に、各付託議案について採決を行い、いずれも委員長報告のとおり原案可決。 次に、北海道教育委員会教育長の選任につき同意を求める件等の人事案件3件が追加提案され、知事から提案説明の後、委員会付託を省略し、採決の結果、いずれも同意議決。 次に、会議案第1号「北海道議会会議規則の一部を改正する条例案」が提案され、説明を省略し、採決の結果、異議なく原案可決。 次に、決議案第1号「気候非常事態宣言に関する決議」が提案され、説明を省略し、採決の結果、異議なく原案可決。 次に、意見案第1号「国民健康保険の子どもに係る均等割保険料(税)軽減措置の対象範囲拡大の検討を求める意見書」等2件が提案され、説明及び委員会付託を省略し、採決の結果、いずれも異議なく原案可決。 最後に、閉会中請願継続審査及び事務継続調査の件について異議なく決定の後、閉会。 ⑦ 提出案件の議決状況は次のとおりである。 提案者 知事 提出件数73 議決状況 原案可決62 同意議決3 報告のみ8 提案者 議員・委員会 提出件数5 議決状況 原案可決4 否決1  計 提出件数78 議決状況 原案可決66 同意議決3 否決1 報告のみ8