第2回定例会 総額4,000億7,300万円余の令和2年度補正予算を可決 概要 ① 令和2年度補正予算案等を審議する第2回定例会は、6月16日に招集され、会議録署名議員の指定等を行い、会期を7月3日までの18日間と決定。 次に、総額323億600万円余の令和2年度補正予算案及びこれに関連する議案等31件が上程され、知事から提出議案に関する説明。 次に、議案第1号「令和2年度北海道一般会計補正予算(第4号)」について先議することを決定した後、質疑に入り、委員会付託を省略し、採決の結果、異議なく原案可決。 次に、会議案第1号「北海道議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案」が提案され、説明及び委員会付託を省略し、採決の結果、異議なく原案可決。 その後、議案等調査のため、6月17日から6月18日までの本会議を休会することを決定して散会。 ② 休会明けの6月19日から一般質問に入り、6月24日、一般質問の後、総額3,677億6,700万円余の令和2年度補正予算案1件が追加提案され、知事から提出議案に関する説明の後、議案第22号を一括議題として議事を継続することを決定し、一般質問を終結。直ちに予算特別委員会を設置し、議案第9号を少子・高齢社会対策特別委員会に、議案第15号を新幹線・総合交通体系対策特別委員会に、それぞれ付託することを決定し、残余の議案等を各委員会に付託。 次に、会議案第2号「北海道花きの振興に関する条例案」が提案され、質疑に入り、農政委員会に付託。 次に、各委員会付託議案等審査のため、6月25日から6月26日まで及び6月29日から7月2日までの本会議を休会することに決定して散会。 ③ 予算特別委員会は、6月24日に正・副委員長の互選を行い、2分科会を設置。 6月26日から各分科会において各部所管の審査に入り、6月30日にこれを終了。7月1日に各分科委員長報告。 7月2日総括質疑を行い、同日、付託議案に対する質疑を終結。討論、採決の結果、報告は承認議決、議案はいずれも原案可決と決定。 なお、審査の経緯に鑑み、新型コロナウイルス感染症に関し、道がこれまで行ってきた様々な措置・施策について、知事の判断も含め早急に検証を行うとともに、記録が確実に保存されるよう適切に管理することについて、次の感染拡大を想定し、減収となっている医療機関への支援、感染症対策に関わる全ての方々の処遇改善、検査体制や医療体制の充実、医療備品の確保、感染リスク低減に向けた取組など、山積する課題の解決に取り組むことについて、道は、本道経済を一日も早く回復させるため、政策を総動員して取り組むとともに、今後、各市町村、経済界と連携し、オール北海道で取り組むことについて、子どもたちの学習の遅れについて、子どもの負担に配慮しながら、学習の遅れを取り戻すための様々な取組を進めるとともに、「学校における新しい生活様式」の定着、ICT環境の整備に全力で取り組むことについて意見を付すことに決定。 ④ 会期最終日の7月3日は、各付託議案に対する委員長報告の後、討論を行い、採決の結果、いずれも委員長報告のとおり、報告は承認議決、議案は原案可決。 次に、「北海道公安委員会委員及び方面公安委員会委員の選任につき同意を求める件」の人事案件1件が追加提案され、知事から提出議案に関する説明の後、委員会付託を省略し、採決の結果、同意議決。 次に、意見案第1号「新型コロナウイルス感染症対策の強化等を求める意見書」等8件について、説明及び意見案第1号ないし第4号の委員会付託を省略し、採決の結果、いずれも原案可決。 最後に、閉会中請願継続審査及び事務継続調査の件について異議なく決定後、閉会。 ⑤ 提出案件の議決状況は次のとおりである。 提案者 知事 提出件数32 議決状況 原案可決22 同意議決1 承認議決1 報告のみ8 提案者 議員・委員会 提出件数10 議決状況 原案可決10 計 提出件数42 議決状況 原案可決32 同意議決1 承認議決1 報告のみ8