令和2年度北海道補正予算の概要 第2回定例会において、次のとおり補正予算について審議し、可決しました。 令和2年第2回定例会で可決した一般会計補正予算は、総額約300億4,700万円。 歳出予算の主なものは、保健所設置市が行う医療提供体制の整備に対して支援することとして新型コロナウイルス感染症緊急対策費補助金46億8,100万円、感染症の影響により収入の減少等があった世帯に対する特例貸付の原資を追加するため、生活福祉資金貸付事業費補助金169億2,000万円、観光需要の段階的な回復を図るため、道民の皆様を対象とした旅行商品の割引を支援することとして観光誘客促進道民割引事業費24億9,200万円、道産水産物の価格低下などの影響を軽減するため、学校給食の食材として道産水産物を無償提供する取組を支援することとして9億6,200万円。 これらに見合う歳入予算の主なものは、国庫支出金296億1,100万円、繰入金3億3,500万円。 令和2年第2回定例会で追加提案され可決した補正予算は、総額約22億5,900万円。 歳出予算の主なものは、幼児教育や保育の無償化のため、安心こども基金を積み立てるとともに、円滑な事業の実施を図ることとして16億4,100万円を計上。 また、感染症発生に伴う事業の見直しにより、既定経費を減額するとともに、今後の財政需要に対応するため、財政調整基金に10億3,000万円。 これらに見合う歳入予算の主なものは、国庫支出金27億5,300万円を計上し、繰入金7億7,800万円を減額。 令和2年第2回定例会で追加提案され可決した一般会計補正予算は、総額約3,677億6,700万円。 歳出予算の主なものは、感染症病床の確保のほか、医療機関や介護、障がい福祉事業所等における感染拡大防止の取組を支援するとともに、日々最前線で勤務されている医療従事者の方々等への慰労金の支給など、医療提供体制の強化等を図ることとして1,293億7,200万円、経済活動の段階的拡大を進めるため、「新北海道スタイル」を実践しながら消費喚起や域内交流などを促進することとして教育旅行支援事業費11億8,600万円、交通事業者利用促進支援事業費10億円、プレミアム付商品券発行支援事業費36億100万円、教員の業務負担を軽減するため、道内の各学校に学習指導員やスクール・サポート・スタッフを配置することとして15億6,900万円。 これらに見合う歳入予算の主なものは、国庫支出金1,645億6,800万円、諸収入2,026億8,500万円。