予算特別委員会 〇6月22日(水) 開会 午後4時35分 散会 午後4時44分 第1委員会室 委員長 よしだ ゆうき(自民) ①委員長に よしだ ゆうき委員(自民)、副委員長に はたけやま みのり委員(民主)を選出。 ②付託議案に対する審査方法について、2分科会を設置し、質疑を行うこととし、第1分科会は委員13人、所管は総務部、総合政策部、環境生活部、保健福祉部、出納局、企業局、道立病院局、選挙管理委員会、人事委員会、公安委員会及び監査委員、第2分科会は委員13人、所管は経済部、農政部、水産林務部、建設部、教育委員会、労働委員会、収用委員会、海区漁業調整委員会、連合海区漁業調整委員会及び内水面漁場管理委員会とする。 各分科会に付託する議案は、別紙付託議案一覧のとおりとすること、各分科会の審査における質疑保留事項に対する総括質疑は、本委員会において行うことに決定。 ③各分科会の委員は、別紙分科委員名簿のとおりとする。 〇第1分科会(委員13人) てらしま のぶひさ(公明) ささき だいすけ(自民) ほし よしあき(自民) やまね まさひろ(民主) みやかわ じゅん(共産) なかがわ ひろとし(民主) はたけやま みのり(民主) おおこし あつこ(自民) まるいわ こうじ(自民) みよし まさし(自民) ひろた まゆみ(民主) あかね こうすけ(ゆうし) むらた のりとし(自民) 〇第2分科会(委員13人) うえむら まみ(自民) たきぐち なおと(自民) ふちがみ あやこ(民主) まつもと まさかど(民主) たなか ひでき(公明) しらかわ しょうじ(ゆうし) きりのき しげお(自民) さとう ただひろ(自民) たなか よしのり(自民) おきた きよし(民主) ひらで ようこ(民主) ふじさわ すみお(自民) かんべ のりおみ(自民) ④各分科会に分科委員長及び分科副委員長各1 人を選任することに決定。 ⑤付託議案の審査日程について、配付の日程表のとおりとすることに決定。 ⑥質疑・質問の方法等について、通告の形式により行うこと、発言の順位は本会議における一般質問に準じることに決定。 ⑦議席について、配付の議席表のとおりとすることに決定。 ⑧本委員会の運営に当たり、正・副委員長、各分科会の正・副委員長及び分科会正・副委員長の配分のない会派から1人の理事をもって構成する理事会を設置し、その協議により運営することに決定。諸派についても理事会に出席願うこととし、委員長の許可を得て発言することができることとする。 ⑨委員の異動等について、申出は原則、当日の理事会開催前までに提出することとし、委員の交代は議長の辞任許可及び補充指名を受けること、分科委員の所属変更は、委員長の承認を受けることに決定。 ──────────────────────  第 1 分 科 会 〇6月22日(水) 開会 午後4時45分 散会 午後4時54分 第1委員会室 第1分科委員長 なかがわ ひろとし(民主) ①分科委員長に なかがわ ひろとし委員(民主)、分科副委員長に ほし よしあき委員(自民)を選出。 ②付託議案、審査日程、質疑・質問の方法等、理事会の設置、分科委員の異動等、分科委員外委員の発言の取扱い、議席、次回委員会の開催予定について決定。 ③理事に、ささき だいすけ委員(自民)、やまね まさひろ委員(民主)、あかね こうすけ委員(ゆうし)、てらしま のぶひさ委員(公明)を選出。 〇6月24日(金) かいぎ 午前10時1分 散会 午後5時44分 第2委員会室 第1分科委員長 なかがわ ひろとし(民主) ①保健福祉部所管に対する質疑に入り、 ほし よしあき委員(自民)から、 1 新型コロナウイルス感染症対策について 2 道立江差高等看護学院について 3 障がい者の就労支援について 等について はたけやま みのり委員(民主)から、 1 新型コロナウイルス感染症対策について 2 認定こども園について 等について ささき だいすけ委員(自民)から、 1 医師確保対策等について 2 医療的ケア児への支援について 3 子育て支援について 等について ひろた まゆみ委員(民主)から、 1 新型コロナワクチン接種後の副反応への対策について 2 難治性がん対策について 3 ひきこもり支援の在り方について 等について おおこし あつこ委員(自民)から、 1 自殺対策について 等について あかね こうすけ委員(ゆうし)から、 1 新型コロナウイルス感染症対策について 2 子育て支援について 等について てらしま のぶひさ委員(公明)から、 1 新型コロナウイルス感染症について 2 歯科診療対策について 3 リトルベビーハンドブックについて 4 赤ちゃんポストについて 等について みやかわ じゅん委員(共産)から、 1 新型コロナウイルス感染症対策について 2 がん対策について 3 補聴器助成制度について 4 地域医療構想等について 等について質疑、意見及び要望があり、保健福祉部長他から答弁があって、総括質疑に保留された事項を除き、保健福祉部所管に関する質疑を終結。 ②環境生活部所管に対する質疑に入り、 まるいわ こうじ委員(自民)から、 1 2030冬季オリンピック・パラリンピックについて 2 アイヌ文化の振興について 3 縄文世界文化遺産について 等について やまね まさひろ委員(民主)から、 1 ヒグマ対策について 2 2030北海道・札幌オリパラ冬季競技大会招致について 等について質疑、意見及び要望があり、環境生活部長他から答弁があって、議事進行の都合により散会。 〇6月27日(月) かいぎ 午後1時 散会 午後4時45分 第2委員会室 第1分科委員長 なかがわ ひろとし(民主) ①環境生活部所管に対する質疑を継続し、 おおこし あつこ委員(自民)から、 1 ゼロカーボンの推進について 等について ひろた まゆみ委員(民主)から、 1 地域循環共生圏などについて 2 北海道のゼロカーボン戦略について 等について ささき だいすけ委員(自民)から、 1 ヒグマ対策について 等について あかね こうすけ委員(ゆうし)から、 1 環境政策について 等について てらしま のぶひさ委員(公明)から、 1 ゼロカーボン北海道について 2 今後のスポーツ振興について 等について みやかわ じゅん委員(共産)から、 1 気候危機対策について 2 性暴力被害者支援等について 3 福島県対策地域内の高濃度PCB廃棄物処理について 等について質疑、意見及び要望があり、環境生活部長他から答弁があって、総括質疑に保留された事項を除き、環境生活部所管に関する質疑を終結。 ②総合政策部所管に対する質疑に入り、 ささき だいすけ委員(自民)から、 1 北海道の物流について 2 官民連携の推進について 3 交通政策について 等について はたけやま みのり委員(民主)から、 1 新型コロナウイルス感染症対策について 2 ワーケーションの推進について 等について質疑、意見及び要望があり、総合政策部長他から答弁があって、議事進行の都合により散会。 〇6月28日(火) かいぎ 午前10時 閉会 午後5時6分 第2委員会室 第1分科委員長 なかがわ ひろとし(民主) ①総合政策部所管に対する質疑を継続し、 おおこし あつこ委員(自民)から、 1 丘珠空港の利活用について 2 デジタルデバイドについて 3 デジタル人材の育成確保について 等について ひろた まゆみ委員(民主)から、 1 地域循環共生圏(ローカルSDGs)について 2 ゼロカーボンと交通政策について 等について あかね こうすけ委員(ゆうし)から、 1 新型コロナウイルス感染症対策について 2 EBPMについて 3 交通政策について 等について てらしま のぶひさ委員(公明)から、 1 本道全体のDXの推進について 2 Smart道庁の推進に向けたDXの取組について 3 物流について 等について みやかわ じゅん委員(共産)から、 1 地方交通について 等について質疑、意見及び要望があり、総合政策部長他から答弁があって、総括質疑に保留された事項を除き、総合政策部所管に関する質疑を終結。 ②総務部所管に対する質疑に入り、 まるいわ こうじ委員(自民)から、 1 雪害への対応について 2 道有資産の有効活用ついて 等について やまね まさひろ委員(民主)から、 1 マイナンバーカードに係る交付税算定について 2 札幌圏を中心とした大雪に係る関係機関の対応と検証について 等について みよし まさし委員(自民)から、 1 パワーハラスメントについて 2 専門性の高い人材の育成確保について 3 指定管理者制度の見直しについて 等について ひろた まゆみ委員(民主)から、 1 民間幼稚園などにおける森や自然を活用した子育ち支援について 等について あかね こうすけ委員(ゆうし)から、 1 Smart道庁の推進について 2 人事施策について 3 防災対策について 等について てらしま のぶひさ委員(公明)から、 1 地方公会計について 2 札幌医科大学について 3 赤れんが庁舎などの有効活用について 等について みやかわ じゅん委員(共産)から、 1 指定管理者制度等について 2 泊原発の安全性等について 3 個人情報保護対策について 等について質疑、意見及び要望があり、総務部長兼北方領土対策本部長他から答弁があって、総括質疑に保留された事項を除き、総務部所管に関する質疑を終結。 ──────────────────────  第2分科会 〇6月22日(水) 開会 午後4時46分 散会 午後4時56分 第3委員会室 第2分科委員長 さとう ただひろ(自民) ①分科委員長に さとう ただひろ委員(自民)、分科副委員長に まつもと まさかど委員(民主)を選出。 ②付託議案、審査日程、質疑・質問の方法等、理事会の設置、分科委員の異動等、分科委員外委員の発言の取扱い、議席、次回委員会の開催予定について決定。 ③理事に、うえむら まみ委員(自民)、ふちがみ あやこ委員(民主)、しらかわ しょうじ委員(ゆうし)、たなか ひでき委員(公明)を選出。 〇6月24日(金) かいぎ 午前10時1分 散会 午後4時52分 第3委員会室 第2分科委員長 さとう ただひろ(自民) ①建設部所管に対する質疑に入り、 うえむら まみ委員(自民)から、 1 新たな建設産業振興施策について 2 建築分野でのデジタル化の取組について 3 高規格道路について 等について ふちがみ あやこ委員(民主)から、 1 インボイス制度について 2 建設業における人材確保について 3 道営住宅の入居要件について 等について質疑、意見及び要望があり、建設部長他から答弁があって、建設部所管に関する質疑を終結。 ②水産林務部所管に対する質疑に入り、 たきぐち なおと委員(自民)から、 1 道産建築材の利用拡大について 2 北森カレッジにおける人材育成について 3 市町村と連携した森林吸収源対策について 4 養殖の推進について 等について ふちがみ あやこ委員(民主)から、 1 陸上養殖について 2 水産業と観光との連携について 3 水産業におけるジェンダーに関する課題について 等について きりのき しげお委員(自民)から、 1 赤潮被害への対策について 2 水難救難活動について 等について まつもと まさかど委員(民主)から、 1 北森カレッジにおける人材育成について 2 スマート林業の推進について 等について しらかわ しょうじ委員(ゆうし)から、 1 森林環境譲与税について 2 林業木材政策について 等について質疑、意見及び要望があり、水産林務部長他から答弁があって、総括質疑に保留された事項を除き、水産林務部所管に関する質疑を終結。 ③農政部所管に対する質疑に入り、 たきぐち なおと委員(自民)から、 1 水田活用の直接支払交付金について 2 生産資材等の価格高騰について 3 農村ツーリズムについて 等について まつもと まさかど委員(民主)から、 1 獣医師の確保について 等について きりのき しげお委員(自民)から、 1 新たな農地施策の推進について 2 収入保険への加入促進について 3 農産物の輸出拡大について 4 小麦の安定供給について 等について ふちがみ あやこ委員(民主)から、 1 原油価格・物価高騰について 2 第6期パワーアップ事業について 3 トイレの設置について 4 女性農業者について 5 にじいろガイドブックの活用について 6 みどりの食料システム戦略について 等について質疑、意見及び要望があり、農政部長他から答弁があって、議事進行の都合により散会。 〇6月27日(月) かいぎ 午後1時 散会 午後4時54分 第3委員会室 第2分科委員長 さとう ただひろ(自民) ①農政部所管に対する質疑を継続し、 しらかわ しょうじ委員(ゆうし)から、 1 スマート農業について 2 水田活用交付金などについて 3 防風林について 4 化学肥料の高騰について 5 高病原性鳥インフルエンザについて 6 TPP等大型貿易協定について 7 みどりの食料システム戦略について 8 食料の安全保障について 等について たなか ひでき委員(公明)から、 1 牛乳乳製品の消費拡大について 2 農福連携の推進について 等について質疑、意見及び要望があり、農政部長他から答弁があって、総括質疑に保留された事項を除き、農政部所管に関する質疑を終結。 ②経済部所管に対する質疑に入り、 きりのき しげお委員(自民)から、 1 経済対策について 2 中小企業等の資金繰り対策について 3 観光振興について 等について ふちがみ あやこ委員(民主)から、 1 各種支援金・補助金について 2 技能実習生について 3 にじいろガイドブックの活用について 等について うえむら まみ委員(自民)から、 1 雇用政策等について 2 ものづくり産業の振興について 3 エネルギー問題について 等について おきた きよし委員(民主)から、 1 新型コロナウイルス感染症対策等について 2 原油・物価高騰対策について 3 泊原発再稼働について 等について質疑、意見及び要望があり、経済部長他から答弁があって、議事進行の都合により散会。 〇6月28日(火) かいぎ 午前10時 閉会 午後5時9分 第3委員会室 第2分科委員長 さとう ただひろ(自民) ①経済部所管に対する質疑を継続し、 しらかわ しょうじ委員(ゆうし)から、 1 経済安全保障について 2 経済政策について 3 観光対策について 4 雇用対策について 5 外国人技能実習制度について 6 エネルギー政策について 等について たなか ひでき委員(公明)から、 1 労働政策について 2 原油・原材料価格高騰等への対応について 等について質疑、意見及び要望があり、経済部長他から答弁があって、総括質疑に保留された事項を除き、経済部所管に関する質疑を終結。 ②教育委員会所管に対する質疑に入り、 うえむら まみ委員(自民)から、 1 教員住宅等の環境整備の在り方について 2 部活動の地域移行の取組について 3 令和5年度全国高等学校総合体育大会について 4 高校配置について 5 本道のいじめ問題について 等について ふちがみ あやこ委員(民主)から、 1 性的マイノリティーに関する諸課題について 2 就学前における一人一人の個性を尊重する教育について 等について たきぐち なおと委員(自民)から、 1 ネイパル指定管理者公募における不正行為について 2 ヤングケアラーへの支援について 3 学校給食費における物価高騰対策について 4 高校におけるコミュニティ・スクールの導入について 5 教員不足への対応について 6 道立高校におけるICTの活用について 等について まつもと まさかど委員(民主)から、 1 道立高校における時間講師の処遇改善について 等について しらかわ しょうじ委員(ゆうし)から、 1 不登校の子どもへの支援について 2 教員研修などについて 3 教科担任制について 4 高校の国語教育について 5 中学生の部活動改革について 等について たなか ひでき委員(公明)から、 1 学校給食について 2 学校の臨時休業について 3 部活動の地域移行について 4 運動部活動について 等について ひらで ようこ委員(民主)から、 1 教員の管理職等の人事について 等について質疑、意見及び要望があり、教育長他から答弁があって、教育委員会所管に関する質疑を終結。 ──────────────────────  予算特別委員会 〇6月29日(水) かいぎ 午前10時1分 散会 午後5時10分 第1委員会室 委員長 よしだ ゆうき(自民) ①各分科委員長から、それぞれ分科会における 審査の経過について報告。 ②各分科会において保留された事項について、知事に対する総括質疑に入り、 きりのき しげお委員(自民)から、 1 官民連携の推進について 2 新型コロナウイルス感染症対策について 3 水難救難活動について 4 パワーハラスメントについて 5 指定管理者制度の見直しについて 6 2030冬季オリンピック・パラリンピックについて 7 北海道の物流について 8 生産資材等の価格高騰について 9 中小企業等の資金繰り対策について 10 観光振興について 11 経済対策について 等について おきた きよし委員(民主)から、 1 マイナンバーカードに係る交付税算定について 2 新型コロナウイルス感染症対策等について 3 原油・物価高騰対策について 4 北海道のゼロカーボン戦略について 5 泊原発再稼働について 等について あかね こうすけ委員(ゆうし)から、 1 EBPMについて 2 新型コロナウイルス感染症対策について 3 経済政策について 4 交通政策について 5 観光対策について 6 エネルギー政策について 7 人事施策について 等について たなか ひでき委員(公明)から、 1 新型コロナウイルス感染症対策について 2 今後のスポーツ振興について 3 原油・原材料価格高騰等への対応について 等について みやかわ じゅん委員(共産)から、 1 地域医療構想等について 2 気候危機対策等について 3 泊原発の安全性等について 等について質疑、意見及び要望があり、知事から答弁があって、総括質疑を終結。 ③付託議案に対する意見調整は、理事会で行うことに決定。 ④理事会において付託議案に対する意見調整の結果、議案第2号を原案のとおり可決することを諮り、いずれも異議なく決定。 ⑤まつもと まさかど委員(民主)から、附帯意見を委員長報告に挿入されたい旨の動議があり、これを諮って動議成立。採決に入り、起立採決の結果、起立少数をもって動議を否決することに決定。 ⑥付託議案に対する委員長報告については、委員長に一任することに決定。 ⑦委員長から、付託案件に対する審査の終了に当たり、挨拶があって閉会。 附帯意見 1.6月23日現在新型コロナウイルスワクチンの道内の接種状況は、63.4%となっている。6月24日には、道内でオミクロン株派生型の「BA・5」感染者が初確認され、専門家は、引き続き、基本的な感染予防策の徹底と発症予防や重症化を抑制するワクチン接種の励行を呼びかけていることから、道としても、1、2回目と比較し、低調な3回目接種について、より積極的な接種勧奨に取り組むべきである。 1.道では、保健所が担う危機管理が適切かつ円滑に機能するよう、増員や事務の簡素化など諸対策が講じられてきたが、十分な状況にあるとは言えないことから、改めてこの期に検証を行い、保健所が住民の不安や悩みに丁寧に応えられるよう一層の機能強化に取り組むべきである。 1.コロナ通知システムについては、国の基本的対処方針の改正により、所期の目的達成への貢献度は少ないが、今後も、新たな変異株の出現による感染拡大や2年間、感染実績がない季節性インフルエンザとの同時流行も大いに懸念される。本システムが基本的対処方針の改正など様々な変化に対応できるとともに、道民の行動変容を促す契機となるよう、抜本的なシステムの見直しを図るべきである。 1.コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻の長期化に伴う物価高騰が国民生活を脅かしている。急激な円安が物価高に拍車をかけ、困窮世帯への給付金などの一時的な支援では足りないのは明白である。また、物価高の影響は、本道の基幹産業である第1次産業をはじめ様々な分野に既に深刻な影響を及ぼしており、消費者への影響もさらに拡大するおそれがある。コロナから回復基調にあった事業者や道民の生活が再び苦境に立たされないよう、「必要な支援が必要な人に」漏れなく速やかに行き届くよう、国に対してさらなる財政支援を強く要求すべきである。 1.「どうみん割」については現在、来月14日利用分まで延長され、国では、感染状況を見極め、7月前半から全国を対象とした観光需要喚起策を実施する考えを示している。感染者数の減少により道内観光は、回復基調に転じているが、訪日観光客の1日の入国者数の上限が緩和されたとはいえ、インバウンドを中心とした観光業は苦境が続いている。また、知床沖での小型観光船沈没事故による風評被害も出始めており、当初事業者が期待を寄せた結果とはなっていないことから、今後も厳しい事業者へのさらなる財政支援と反復したキャンペーンの開催を検討すべきである。