令和3年度北海道補正予算の概要 第4回定例会において、次のとおり補正予算について審議し、可決しました。 令和3年第4回定例会で可決した補正予算は、総額約43億2,000万円。 一般会計に係る歳出予算の主なものは、長期間に及ぶ感染症の影響により、販路縮小などを余儀なくされている道産食品について、その消費喚起に向けた取組を強化することとして道産食品道外販路確保対策事業費1億円、本年発生した大雨災害などにより被災した施設の早期復旧等を図るため、土木施設、漁港などの災害復旧事業費5億800万円、災害関連事業費3,500万円、赤潮が発生した北海道太平洋海域における漁場環境等の被害実態を把握するため、太平洋海域漁業被害緊急調査事業費2,700万円、公共事業の端境期における効率的な執行を確保するため、道の単独事業について前倒しで実施することとして道路、河川などの特別対策事業費17億5,100万円、公共関連単独事業費8億8,100万円、道職員等の給与費について、本年度の人事委員会勧告等を踏まえ、所要の措置を講じることとして41億8,500万円を減額。 これらに見合う一般会計の歳入予算の主なものは、国庫支出金19億1,400万円、繰入金5億3,800万円、道債17億4,100万円。 令和3年第4回定例会で追加提案され可決した補正予算は、総額約1,637億7,900万円。 一般会計に係る歳出予算の主なものは、農業農村整備などの公共事業費について1,242億9,900万円、北海道太平洋海域で発生した漁業被害への対策として、赤潮の原因となるプランクトンの監視体制を構築するとともに、漁業者等が行う漁場環境の回復に向けた取組を支援することとして3億7,800万円、感染対策と日常生活の回復の両立に向けて、先に国が決定した「ワクチン・検査パッケージ制度」の活用を推進するため、所要の予算措置を講じるとともに、この制度等を活用しようとする際の検査や、感染が拡大傾向にある場合に、知事の要請に応じて受検する検査の費用を無料化することとしてPCR等検査無料化推進事業費216億円。 これらに見合う一般会計の歳入予算の主なものは、国庫支出金923億7,800万円、道債642億800万円。